本日は税理士登録の際に必要な書類について書いてみたいと思います。
実際に先日私も書類を提出しました。
これから登録手続きを行われる方の参考になれば幸いです☆
税理士登録の手順
税理士資格を取るためにはいくつかの方法があります。
①税理士試験に5科目合格
②税理士試験の一部科目合格+税法(又は会計)科目免除の大学院による免除申請
③弁護士資格保有
④公認会計士資格保有
⑤税務署で一定期間勤務
いずれの場合も、資格取得後に「日本税理士連合会」に登録しなければ税理士と名乗ることはできません。
税理士の仕事をする場合は、登録手続きが必須になります。
必要な資料
登録に必要な資料は、所属する税理士会に請求することになります。
すぐに税理士会から必要書類と登録手引きが届きますので、
手引きに沿って準備することとなります。
参考までに、日本理士会連合会のホームページ掲載の必要書類は以下です。
https://www.nichizeiren.or.jp/prospects/entry/doc/
既に税理士登録をされている先輩から
「登録書類の準備は大変だよ。」
と聞いていたものの、
いざ自分も準備することとなると、結構苦労しました。
どうやって準備を進めたか
私の場合、税理士試験3科目合格後に大学院を卒業し税法科目免除の申請を行いました。
そのため、免除決定通知が来るまでの間に少しずつ準備を進めていました。
ただ、提出する住民票や身分証明書などは発行から3か月以内である必要があります。
免除決定通知が来るタイミングは読めませんので、この辺りは免除決定通知が来た後に取得しました。
私の場合の準備書類
人により必要書類は異なります。
私の場合、大学院に通学しながら勤務したり、時短就業や専業主婦の期間があったため、
必要書類はかなり多かったです^^;
共通して必要な書類はさておき、私の場合必要だった書類を具体的に書き出すと以下です。
・在職証明書
・出勤簿
・源泉徴収簿
・税理士事務所と会計法人の関係について
・会計法人の登記簿謄本
・会計法人の株主名簿
・勤務時間の積み上げ計算書
・大学院通学状況説明書
・大学院の成績証明書
・大学院の時間割(1年次・2年次)
・退職理由説明書
・無職期間の事情説明書
在職証明書
前職の会計事務所にお願いする必要がありました。
幸い前職の所長が快く証明書に記載してくださり、本当にありがたかったです。
証明書の記載をお願いする際は、
お忙しい中で余計な時間をいただかないよう、
必要書類と記載例、当日準備いただくものを事前に連絡しておきました。
また、出勤簿の添付も必要でしたので、在職時から保存するように意識していました。
出勤簿も前職の所長に証明をいただく必要があります。
税理士事務所と会計法人の関係について
在職証明を行う税理士事務所が会計法人を併設している場合に必要な書類です。
現在勤めている税理士事務所の所長に記載していただきました。
会計法人の登記簿謄本や株主名簿も必要になります。
登記簿謄本はオンラインや郵送取得も可能ですが、
即日入手したかったため法務局に取得しに行きました。
無職期間の理由
子供を産む前から仕事復帰するまで1年ほど無職の期間があったため、
念のため提出した書類です。
無職期間の生活状況を短くまとめて記載しました。
余裕をもって準備しておくと安心
私の申請先の税理士会は、月に1回登録書類の提出締め日があります。
締め日までに到着した書類が翌月以降の審査対象となるようです。
提出期限に遅れたら翌々月以降の審査に回ってしまいます。
一方、書類の準備には2-3週間はかかりそうです。
特に自分だけで準備できない書類は取得の段取りしておくと良いと思います。
できるだけ早く登録をしたい方は、準備できる書類から早めに準備してくと安心です。
記載方法が分からない場合は、申請先の税理士会に電話で確認すれば丁寧に教えてくださいます。
これから登録手続きを行われる方の参考になれば幸いです☆