「自己投資→稼ぐ」の好循環
以前からひとり税理士の方のブログをいくつか見させていただいています。
興味が惹きつけられる内容ばかりで、読んでいて凄みを感じます。
将来私もそうなりたいなあと、憧れの気持ちで読ませていただいています。
ブログを読んでいると、どの税理士の方も、その方にしかない強みというのがあるように感じます。
そして、その強みを日々磨かれていらっしゃいます。
例えば、
・本を多読する
・頼れるメンターに相談する
・セミナーを受ける
・実体験する
・最新のツールを導入する
などが多いように感じます。
また、強みを磨く時間を日々しっかり確保されていらっしゃることも特徴的です。
そのようにして鍛えられた強みを生かして、強みの分野の仕事が新たに舞い込んでくるという好循環を生まれています。
つまり、
自己投資
↓
強みを増強
↓
強みで稼ぐ
↓
稼いだお金でさらなる自己投資
このような上向きの循環が確立されていらっしゃる印象をもちます。
この循環を幾度と繰り返すうちに、強みの分野で右に出る者がいない存在を確立されていらっしゃいます。
稼ぐのが先?自己投資が先?
さて、ではこの好循環。
循環を回すためには、循環の過程に入らなければいけないわけで。
では何から始めればよいのか?
最初は自己投資からではないか、と考えています。
ただ、最初から時間もお金も潤沢に使って自己投資できる方は少ないのではないでしょうか。
今ある時間を有効に使って、使える資金の範囲内から始めることで良いと思っています。
そのうえで、ある程度自己投資に費やせたら、思い切って稼ぐ(=世に出す)ことも重要ではないかと思います。
つまり自己投資のアウトプットです。
なぜなら自己投資ばかりしていても、稼ぐ力につなげていかなければ循環は回り始めません。
小さな循環から始めて、少しずつ循環の渦を大きくしていき、いずれ巨大な渦にしていくことが理想です。
会社も同じ
会社経営の場合も、基本的に同じ考え方になると思います。
ただし、会社の場合は株主や従業員、その他の関係者もいるわけですので、
使える資金内でゆっくり時間をかけて自己投資をしている訳には行かないでしょう。
稼ぐ力に直結する設備投資、人材投資、マーケティング投資など、最初から資金力を必要とする投資を行う必要があると考えます。
循環の渦をある程度大きく形成したうえで、渦の過程に入っていくという方法です。
そのためには外部からの資金調達が必要な場合があります。
代表者個人に資金がある場合でも、相当潤沢な場合を除き、外部からの資金調達を考えてみるのが良いのではないでしょうか。
その方が余力を持った経営ができ、適切な経営判断が可能だからです。
個人の資金は不測の事態に備えた最後の砦として残しておくべきとも言えます。
私の場合
私はまだ小さな循環の中にいます。
本やセミナーで勉強し、ブログでアウトレットする。
現在の立場では、まだブログに名前も顔も出せない状態なのですが。
来るべきときがきたら循環の動力を大きくできるよう日々準備を進めていきたいです。