2回目のセミナー
独立後はセミナーをやりたいと思っていました。
色んな方のお話を聞くのが好きな性格と、
税理士の仕事を通して、ご相談いただいた方のお悩みの解決に少しでも役立てたら
こんなに嬉しいことはないなと思うからです。
1回目は先々週にオンラインで自主開催しました。
本日は2回目のセミナーです^^
1回目と異なり、対面とオンラインの双方で参加可能なセミナーでした。

セミナー開催の準備過程
セミナー開催にあたって準備は欠かせません。
私の場合は、セミナーのテーマが決まったらまず本で深掘りするところから始めます。
今回はインボイスセミナーでしたので、
インボイスに関係する本を数冊新たに購入しました。
制度の改変が多いため、できるだけ最新のものを買いました。
実務家向けと一般の方向け、それぞれの本を買うのを心がけています。
実務家向けだと、前提をすっとばしている、言葉が難しすぎる場合が多いからです。
一般の方向けの本を買い、難しい言葉をどう言い換えれば適切かを検討します。
また、国税庁のQA、税務通信(税理士向けの週刊誌)などもチェック。
気になるものや盛り込みたいことがあれば、キャプチャ保存します。
セミナー資料を作成するのは、開催1週間ほど前です。
結構ギリギリかもしれませんが、
それまでに情報の蓄積をしておいて、
資料作成の段階で一気にアウトプットするようにしています。
資料作成にあまりこだわりすぎないのが私のやり方です。
ですので、サクッと資料作成は終わります。
その後は声に出して練習を数回します。
話が流れるか、違和感を感じるところがないかを確認します。
あとは与えられた時間内で収まるかもチェックします。
ここで違和感を感じた部分は修正します。
時間内で収まりそうになければ
重要性が低い部分からカットします。
逆に時間が余る場合の対策として、
最後にまとめページを作成し、
時間調整ができるようにしておきます。
また今回は対面とオンラインの双方参加が可能でしたので、
会場の下見もしておきました。
当日の状況を想定して、HDMLケーブルや変換アダプタなど、持参が必要なものを確認するためです。
会場に備え付けられているものもあれば
持参する必要があるものもあるため、
当日会場で焦らないように地味ですが大事な作業です。
当日の心構え
当日は、緊張しない、直前でジタバタしないことを心がけています。
最近は緊張をほぼしなくなりましたが、
過去に緊張していたときを思い出すと、
自分で変にマインドコントロールしてしまっていたと思います。
「大勢の方の前で話すのに、どうしよう・・」
などと1人で勝手に不安になって、それが緊張につながっていました。
勝手な妄想を繰り返すことでマインドコントロールにかかり
自ら緊張する状況を作り出してしまっていたと思います。
今は、もうジタバタしてもしょうがない、
準備してきたことでしっかりやろうと思えるようになりました。
自ずと緊張もほぼしなくなりました。
それでも少し緊張することもありますが、
そんなときは、笑顔で聴いてくださっている方や
頷いて聴いてくださっている方を見つけて
その方を見て話をすると緊張が解けていきます。
感想
本日のセミナーが終わった後はとても充実感を感じました。
独立後にやりたかったセミナーを開催することができたためだと思います。
そして今日のために力を貸してくださった方々に本当に感謝しています。
独立して思うのは、みなさんの力を貸していただかなければ実現できなかったことが
たくさんあるということです。
色々な方の思いやりや協力を得て私の仕事は成り立っていると感じます。
また、セミナーでの質疑応答は鍛えられる場だと感じました。
今回のインボイスセミナーでは、制度の理解はもちろんながら
ご質問いただいた方の背景を考え回答させていただくので
実務力が鍛えられるのを感じました。
同時にもっと勉強を積もうとも思い、
新たにエネルギーをいただける経験ともなりました。