【待つは忍耐】焦っても仕方のないことには待つしかない

頑張っていることは結果を伴いたいもの。
焦っても仕方のないこともあると頭では分かっていても焦ってしまうのが人間です。
本日は焦った時の心構えについて考えてみたお話です^ ^

自分の事業を成長させようとする過程は、育児と似た感覚を覚えます。
子供は自分の分身のように思いますが、自分の思ったようにならないのが育児だったりします。

同じ月齢の子供ができていることが、自分の子供ができないと焦るもので。
私自身に非があるのかな?と考えてしまうことも。

子供はそれぞれ違うし、自分の分身でもないとは頭では分かっているのですが。
そんな当たり前とも思えることですが、子育て真っ只中だとゆがんでみえてしまったりするものでした(遠い目)。

事業も同じく、想定通りには行かないものです。
育児同様に周りの様子と比べて焦ってしまう、私にもその気持ちは少なからずあります。
ある意味、自分の背中を押すプレッシャーにもなってくれるので、うまく使えているうちは問題のないもの。

でも焦りが行き過ぎると合理性を欠いた行動にでがちだったります、人間そんなもの。

諦めとも捉えられる考え方かもしれませんが、
世の中には焦っても仕方がないことはあります、育児にも、仕事にも。
できないことに絶望的にならずに、もう少し待ってみるのも大事だと思うのです。

「待つ」という言葉を聞いてみなさまどう感じるでしょうか?
私は「待つ」ことが正直苦手です。「待つ」くらいなら「走る」方を選ぶせっかちな性格です。
私と同じような考えの方も実は多いのではないかな?と感じる場面も。
現代ではむしろ待つことの方が走ることより忍耐が必要だと思います。

ただ、待つ?

ただ待つ、これって本当に難しい。
難しいという言葉を禁句にしていますが、禁句を封じるくらいそう感じます。

なぜなら待てば待つほど疑念は増します。
本当にこの方向性で良いのか?
待ったところで結果は同じじゃないか?

疑念が積もると人間は不安になり、「走り」たくなるもの。
「待つ」ことは不安などの負の感情と向き合う忍耐が必要だと思います。

自分が信じたことを継続しつつ、淡々と待つ。
それを日々繰り返す、修行僧のようですが、
これをできる人は案外少ないのではと最近感じています。
私も然りです。

撤退の目安

とはいえ、いつまで経っても待ち人来ずということも考えられます。
待ち望むことはすぐにはやって来ないものの、
待てばいつか来るのか、待てど来ないのか、
この判断はなかなかハードルが高いもの。

一方事業を営むということは簡単なことではありません。
そこで提案は、待つ時間を決めることです。
逆にそれ以上の時間を要したら撤退する。
または出し方を変える、そのような潔さも必要です。

不採算事業から撤退できない経営者の気持ちも同じかもしれません。
待っても待っても望む結果が出ないけど、待ち人を待ち続けた自分の頑張りを手放すことができない。
ときに潔さも必要ということでしょう。

横浜市緑区の女性税理士。 お金と利益をしっかり残す経営を サポートいたします。 銀行融資、経理、クラウド会計が得意。 税理士だけど、税理士らしくない。 親切丁寧なサポートを心掛けています。 お客様と一緒に成長していくことが私の想いです。 趣味は ・ランニング ・読書 ・料理 ・パン屋さんめぐり。