女性に生まれて、女性を産んで

 

私自身は言わずもがな女性です。

そして私には子供が2人いて、2人とも女の子です。

というわけで、我が家は女子が過半数。

男性は旦那さんひとりです。

(ひとりでも嫌じゃないみたいです。)

本日は、女性の立場の自分が女の子を育てる上で気をつけていることを書いてみたいと思います。

 

危険なルッキズム

 

ずばり、私が一番気をつけていることはこれです。

むしろこれ以外にありません。

ルッキズムとは、端的にいえば「外見至上主義」です。

その人の価値を測るのに外見が一番重要だという思想のことです。

Looks(見た目)+ ism(主義)を合わせた造語のようです。

SNSでは生身の人間かと思うくらい細い女の子の姿を目にします。

生まれつき太りにくい体質なら納得できます。

でももしその体型でなければ自分に価値がないと本人が感じていて、

その感情の表象が今の姿なら危険で儚く感じます。

本当は好きなように食べたいのに食べられないわけです。

食欲をずっと我慢している状態ですから、

そのストレスは過酷なものです。

しかもまだ若かったり成長期の女の子は、生活面でも日々様々なストレスに直面しています。

もしストレスが重なって、打ち勝てなくなってしまったら。。?

緊張の糸が切れて堰を切ったようにメンタルが崩壊するでしょう。

我慢しているものが大きければ大きいほど、

元の状態に戻るのには時間もエネルギーも必要です。

元に戻ることなく一生そのままの状態もありますし、

自分のことを好きになれないまま人生が終わってしまう、

最悪の場合は自分で人生を終えようとしてしまうことすらあります。

それほどルッキズムは安易に考えてはいけないと考えています。

私自身もルッキズムに苦労した

という私自身もルッキズムに苦労しました。

小さい頃から食べるのが大好きで体格に恵まれました。

体格を生かしてバレーボールをしていましたが、

順調に伸びていた身長は高校時代には完全にストップ。

そうなると、上に伸びず横に伸びる笑

まあ、高校時代は相当体格が良かったです。

(具体的にどのくらいかはご想像にお任します。。

ここに書くと驚かれると思いますので、知りたい方は個別にお尋ねください笑)

バレーボールには機敏な動きもジャンプ力も必要ですから

太ると監督にとても怒られます(^^;

食べるもの・飲むものも指定され、

バレーの練習前に運動場を10週走って来ーい!

と言われ反抗することなく従っていました。

(今思うとどれだけ従順なのでしょう。)

挙句、体型をネタにされたりと。

正直辛い思い出しかありません。

そんな経験もあり、大学進学後は

バレーボールをきっぱり辞め、栄養学の勉強をしました。

不思議なことに、バレーボールで日々相当なカロリー消費をしていた高校時代には全く落ちなかった体重が、

バレーボールをやめて生活強度が落ちた大学時代になってスルスルと痩せていきました。

それほどストレス、またその反動がすごかったのですね。

大学時代にどうにか復活できたので良かったものの、

今でも体型=正義(ルッキズム)という思想は危険ということを身をもって感じています。

自分の娘、世の女性に同じ経験をしてほしくない

 

自分の娘にも、世の中の女性にも同じ思いを決してしてもらいたくないと思っています。

誰かに強制された体型は誰かに強制された人生です。

危険なことに、今の世の中は知らず知らずのうちにルッキズムの思想に支配されていると感じます。

今回触れた体型だけでなく、顔立ちなんかもそうです。

健康度外視で細くなったり、目が大きくなればなるほど

価値や賞賛を与える文化があるのではないでしょうか。

娘には誰かのためでなく、自分の人生を自分らしく楽しんでもらいたい。

そしてそういう縄張りに入ってしまったら全力で抜け出してほしいと思います。

そのため、娘に対して容姿のダメ出しは一切しません。

これまでもしたことがないですし、これからもしないつもりです。

見た目など関係なく、自分らしくいてほしいと思っています。

 

まとめ

 

本日は子育て論を好き勝手お話ししてしまいました。

極論、娘たちには心も体も健康でいてくれればあとはなんでも良い。

と思っています。

心と体を守るために母としてこれからもサポートしていきたいなと思っています(^^)

横浜市緑区の女性税理士。 お金と利益をしっかり残す経営を サポートいたします。 銀行融資、経理、クラウド会計が得意。 税理士だけど、税理士らしくない。 親切丁寧なサポートを心掛けています。 お客様と一緒に成長していくことが私の想いです。 趣味は ・ランニング ・読書 ・料理 ・パン屋さんめぐり。