急に来た背中の痛み
少し前の話ですが、背中の強烈な痛みに襲われました。
何をするにも激痛です。
休もうと思って横になっても圧迫されてされて痛い。。
便利な世の中で、
スマホで症状をポチポチ選択していくと
該当しそうな病気の一覧が表示されました。
むむむ!
どれもぞっとする病名ばかりです。
早急に受診をすることにしました。
検査の結果、結石だったのだろう、と。
「だろう」と言われたのは、
CTで見たところ体内にはすでに石がなかったからです。
私も結石になる年になってきたのか~
と自分の老いを感じた瞬間でもありました。
同時に重篤な病気ではなくて良かった、とほっとしました。
怖かった数分間
ただ、この話には続きがあります。
もう結石は体の中にないはずなのに、なかなか痛みが引かないのです。
「5mm単位のCTで検査したので、石の大きさが5mmより小さければCTに写らない可能性もある」
と医師に言われていたので、
「もしかしたらまだ体の中に小さな石があるのかも。」
と思い、数か月様子をみました。
それから数か月。。
毎日痛むわけではないにしろ、定期的に痛みがきていました。
ある日、またとても痛くなって休日ですが病院を受診しました。
そして、またCT撮影。
すると、レントゲン技師の方が怪訝な顔つきで
「私からは申し上げることができないので、現在医師を呼んでいます。
少しお待ちくださいね。」と言って来られました。
医師にしか説明できない=重篤な病気が見つかったのだろうか?
と心が一気に不安に駆られました。
医師が来るまでは実際数分間だったと思いますが、
体感ではすごく長く感じました。
医師の方が来られ、告知されるのだろうか?
と緊張もピークに達しましたが、結果は盲腸でした。
しかも、盲腸がCTで白く写っているだけで、
今後痛みが来るかもしれない(=緊急性はない)ということでした。
背中の痛みから連想していた病名とは全然違う病名で
びっくりしたやら、ほっとしたやら。
でもこの一連の経験で、
健康こそ一番大切な財産だということに身をもって気付くことができました。
大切なものは気づきにくい
「大切なものは失ってから気づく」
とはありきたりで、もう誰もが知っていることかと思います。
でも、知っていることだけではほとんど意味はないのではないかと思います。
例えば、
・健康が大事と知っていても、不摂生な生活を継続してしまっている
・家族が大事と知っていても、仕事が忙しくて家族と過ごす時間がない etc…
知っているだけでなく、
大切なものを大切にする努力をしなければ意味がないと思います。
と偉そうなことをいう私ですが、全然完璧にできているわけではありません。
健康を意識して唯一やっているのはランニングくらいです。
でも、今一度こうしてブログに書くことで健康の大切さを心に刻んでいます。
日々元気に暮らしていると、
健康であることが当然の毎日のように感じてしまいついつい慢心しそうになります。
大切にしたいものを大切にできているか、
日々振り返りながらやっていきたいですね。