オンラインセミナーでの出来事
先週末とあるオンラインセミナーに参加しました。
主宰者は公益財団法人で、
私の住んでいる市と連携してビジネスに関する相談事業などをやっています。
事前にクレジットカードでの支払いも済まし、
いざ当日、セミナー開始時間になったのですが、音沙汰無し。。
5分過ぎてもMtgRoomには私ひとりぼっちなので、
主宰者に電話で問い合わせを行いました。
事務局の人に電話がつながり、確認するのでお待ちくださいとのこと。
留守番電話(ルールル~の音が流れる)状態でさらに5分待つことに。
そんなこんなで、ようやく始まったのは予定時間を15分ほど過ぎてからでした。
開始時刻が遅れたことへの謝罪もいただき、
セミナー自体は受けて良かったと思える内容だったのですが、
開始時刻が遅れたということが心に引っかかったまま受講していたのは事実です。
また、セミナーのなかでも私の名前を頻繁に間違えられ、
(久保→久保田さんと言われていました(笑))
終了時刻も15分押しでした。
多分、開始時刻が15分遅れたので、終了時刻も15分後ろに倒してくれたのだと思います。
でも+15分というのも開始時刻が遅れたからであって、
本来であれば予定外の時間を相手から承諾なく奪っているとも考えれます(厳しいですかね?)
この「少しおくれる現象」、以前にも経験した記憶があります。
・社内ミーティング
・私が直接お支払をするわけでない無料セミナー
・主宰者と相談員が異なる(相談員は嘱託の専門家)セミナー
いずれも、あまり責任のない関係性で起こるのかなと感じます。
批判するだけは簡単、自分の糧にしてしまおう
批判だけするのは簡単なわけで。
「人の振り見て我が振り直せ」とはよく言われたもので、
自分もそうなっていないか、改めて襟を正さなければと思います。
自分にとっても、これまでの行動を振り返る機会を得られたと考えても良いのかもしれません。
また、今後自分が相手の立場になった場合、
今回の経験を自分の糧にしてしまおう!とも考えればよいのです。
その方が精神的にも健全になれる気がします。
私は普段から仕事も遊びも遅刻はしないようにしていますが、
それは過去の実績であって、今後の備えは万全ではないと気が付きました。
今回の体験を踏まえ、今後自分がオンラインセミナーの主宰者になる事を想定した場合の
注意事項を書き出してみました。
・自分以外の主宰者を通して行うセミナーでは事前に接続確認必須
・オンラインセミナーは開始時刻の意識が薄れやすい
・開始時間前に待合室を空けておく
(参加者様への安心感と自分の接続確認のため)
誠実さは本業以前に意識したい
今回のセミナー然り、相談員の方にとっての私は数あるセミナーのうちの参加者のひとりです。
一方、私にとってはセミナー受講はそう沢山機会があるものではありません。
このような関係性は自分の仕事にも当てはまります。
特に、会計事務所では事業の数字を扱いますから、1社の責任感は大きいものです。
だからこそ、数を多く経験すればするほど馴れ合いにならないように
常に気を引き締めてお客様と向き合う必要があるなと感じます。
打ち合わせの開始時刻になっても
税理士が現れなかったらお客様は不安でしょう。
こんな税理士に我が社の数字を任せられるのか?と懸念されることでしょう。
また、頻繁に自分の名前を間違われたら、
数ある顧問先の1人にしか見られていない、我が社に興味がないとも感じられることでしょう。
税理士たるもの、税金に関するサポートは必須ですが
その前にまず、人として誠実にお客様に対応するという真摯な気持ちが大事だなと感じます。
それは行動や細やかな部分に形となって現れるはずです。
というわけで、いろいろな意味でとても勉強になるセミナー受講となりました。