桃の節句ですね🌸

位置付けは万年隅っこ住民

私の想像するワーママのイメージは
•常に仕事も育児も全力でがんばっている素敵な方
•時間のやりくり上手で頭も良い方
です。
世間のイメージとあまり隔たりがないかなと思っているのですが、いかがでしょうか。

私も一応形式的にはワーママなんですが、世間のイメージとは皆目ちがったポンコツ系です。

子供の宿題の音読の丸付けはすぐ忘れるし、お風呂に栓をせずに給湯器ボタンを押してしまうこともしょっちゅう。
炊飯器もボタンを押し忘れて、おかずだけ完成して白ごはんがないこともまあまああります。
あ、あと好きな時にふらっと走りに行くし。

家族みんな優しく誰もとがめないのでいのでいつまでたってもポンコツ具合が改善されません。

そういうわけで、イメージとズレ過ぎているせいかあまり自分の事をワーママですと言えず、
カテゴリ内では隅っこ住人だと思っています。

みんないろんな事情を抱えて頑張っている

でもしかしですね、そんな私でもひとたび社会に出ると「ワーママなんて、凄いですね。」
という有り難すぎるお褒めの言葉をよく頂きます。

「そ、そんなことないよー!」
もう本当にこの言葉に尽きるわけです。

せっかくお褒めの言葉をいただいたのですから、ありがとうと素直に受け止めるべきですが、本当にそんなことありません。

そういうお言葉を頂く背景には、私の場合、属性がすごくわかりやすいということがあるのかなと感じます。

母、妻、正社員(時短です)、税理士。
どれも細かく説明せずとも私の事を少し知っていただけた方はすぐに察しがつくものばかりです。

でも世の中にはすぐには察する事ができない様々なご事情がある方がたくさんいると、社会人を十数年経験すると気付いてきました。

例えばご家族の介護をされている方、病気を患われている方。
周りに迷惑をかけまいと自ら積極的にご自身の置かれている状況を公言するのは控えられる印象です。

私はまだ経験がないので、想像のみとなりますが、どちらの立場であっても仕事との両立は大変な苦労があると思います。

少子化が危機的な状況なこともあって、育児と仕事の両立の環境整備は前進しているけれど、介護やご病気の方の両立支援は、それと比較するとどうなのだろうと思います。

公の環境整備が十分に追いついていないのなら、せめて関係する人同士のコミュニティの中だけでも、状況をそっと察したり、想像力を豊かにしてお互いに配慮できるともっと良い世の中になるなぁと思っています。

温かな世の中がいいな。

私自身、子供も少し大きくなったのでそろそろワーママ絶頂期という立場から卒業かなと思っています。

これまで子供が病気になった時に仕事を休んだり、学校からの呼び出し時にはすぐに駆けつけることができました。
ひとえに一緒に働く方々が私の環境を理解し、想像し、配慮していただいたおかげです。

こういう経験があるから、子育ては自分や家族だけでやってきたわけではないと思っています。
本当にありがたいなと感謝しかありません。

だからこそ、これからは自分自身が恩返しする立場になりたいなと思っています。
もちろんひとり税理士として独立するわけですから、後の仕事はやっておくよ!と言える相手はいないのですが^^;ただ、そういう恩返しの気持ちをもって仕事をしていきたいなと思います。

今の世の中を見ていると、詳しく知っていない方に対して想像力が働かない、優しく寄り添えない社会になっているような気がしています。

人はどうしても自分の経験したことの範疇でしか想像できないけれど、想像以上の何かを経験したり感じて生きている方がいるということを忘れたくないなと日頃から思っています。

一方的に自分の意見を押し付けるのではなく、まずは相手の立場や思いを理解し寄り添って考えようとすることが大事だと思っています。

私が毎日確認しているやらない事リストのひとつに【知ったかぶり】があります。
これは想像力を欠いて相手の気持ちに寄り添えなくなる自分になりたくないから。

世の中の人と人は回り回って支え合って生きている。
理想論みたいですが、そんな温かな世の中を目指してこれからも努力していきたいなと思います!

横浜市緑区の女性税理士。 お金と利益をしっかり残す経営を サポートいたします。 銀行融資、経理、クラウド会計が得意。 税理士だけど、税理士らしくない。 親切丁寧なサポートを心掛けています。 お客様と一緒に成長していくことが私の想いです。 趣味は ・ランニング ・読書 ・料理 ・パン屋さんめぐり。